時短ワークでキャリアを継続したい女性を中心とした転職サービス

育児などを理由に仕事を辞めた女性が、離職前のキャリアを生かした仕事を探すことができる可能性が広がってきている。
大企業と比べて知名度や資金力で劣り、人材採用面で不利な状況にある中小・ベンチャー企業では、優秀な人材を確保するために、様々な制約を抱えた女性人材にまで募集領域を広げている。

そのような女性と企業を仲介するサービスを提供している企業の中から、今回は、ビースタイル(東京都新宿区)という会社が運営している、”短時間勤務で働きたい女性を派遣・紹介する「時短エグゼ」”というサービスを紹介したい。

「時短エグゼ」とは?

管理系・企画系・専門職としてキャリアのある女性に対して、時短勤務の仕事や、在宅、Wワーク、フリーランスの求人情報を中心に紹介している。特に、過去のキャリアを活かしたい、家庭と両立する時間が欲しいといった女性を対象に、週3~4日、10時~17時、遅くとも18時までには終了するような求人情報の収集に力を入れているとのこと。
派遣先の7割が中小ベンチャー企業であり、経理、人事、法務経験者の募集を中心に求人は急増中とのことだ(日経新聞記事「ハイスキル主婦に熱い視線 人材難の中小企業で採用増 」2017/3/14より)。



時短勤務等、制約がある女性もキャリアを生かして働ける

また、同記事内にて当サービスを利用した子育て後の主婦の事例が紹介されていた。
システムエンジニアとしてのキャリアをもつ子育て主婦が、子供が学童保育になじめなかったために子供についていることを決意して退職した。子育てをしつつ、事務のパートをしていたが、子どもの手が離れてくると、キャリアを生かした仕事がしたいと思うようになり、「時短エグゼ」に派遣登録。スキルを生かして働く中で、活躍が評価されて正社員に登用された、という内容であった。

編集後記

以前、『「他流試合」でこそ人は育つ【他社留学という研修サービス】』で「働き方改革への取り組みは、大企業とベンチャー企業に集中しており、中小零細企業は取り残されてしまっている感じがある」と書いたことがあるが、一方では、大企業では自社のPRや、人事部・総務部のパフォーマンスが中心となり、制度だけ作って形骸化してしまうことが多いことを考えると、採用競争力に劣る中小企業が人手不足に対応するためには贅沢なことを言ってられずに採用条件を広げていく泥臭い現実的な動きの中にこそ、時代変化の本質があるのかもしれない。

「他流試合」でこそ人は育つ【他社留学という研修サービス】
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