1億円以上の純金融資産を保有する世帯は2.3%

最近、書店の目立つ棚では、「人口減少」「老後破産」といった厳しいキーワードが目立つ一方で、「資産1億円」といった言葉をみかけることも多いと感じませんか?

私も「経済的自由(フィナンシャル・インディペンデンス)」を得るために、純資産1億円、そして純資産に対するリターンを年間5%(500万円)以上というのを1つの目標にしています。

そこで今回は、純資産1億円を保有している人達の姿について調べてみました。

1億円以上の純金融資産を保有する世帯は2.3%

2016年11月に野村総合研究所(NRI)が2015年の日本の世帯別の保有資産規模に関する推計結果を発表しました。

この推計によると、全世帯数5290万世帯が保有する「純金融資産額(保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた値)」の合計は1402兆円となっています。

それを純金融資産保有額の大きさに応じて5つの層に分類した結果、純金融資産が1億円以上の世帯は、「超富裕層」と「富裕層」を合わせた121.7万世帯となっており、全体(5290万世帯)の2.3%となっています。

出典:野村総合研究所

アベノミクスによる株価と不動産価格の上昇で富裕層は増加

出典:野村総合研究所

2000年から2015年までの推移は表のようになっています。

全体の数値を足してみると、世帯数は615万世帯(13%)増加しています。それに対して、純金融資産は361兆円(35%)の増加となっており、純金融資産が世帯数の伸び率を上回って増加していることがわかります。

分類別では、世帯数の増加率は「富裕層」49%「準富裕層」23%となっており、この2つの層の世帯数の増加率が高くなっています。

また、純金融資産の増加率は「超富裕層」74%「富裕層」54%となっており、この2つの層の金融資産の増加率が高くなっています。

この15年間で、5000万円以上の純金融資産を持つ「準富裕層以上」の世帯数が増加しています。ただし、構成比で表してみると、2000年は全体の7.3%を占めていたものが、2015年は8.3%となっており、世帯全体に占める比率では1.0%増加しただけという数値になっています。

また、2015年時点での世帯数と準金融資産の構成比を比べてみると下のグラフのようになっており、世帯数で全体の2割を占める「アッパーマス層以上」が、準金融資産全体の6割を占めています。

出典:野村総研資料を基に筆者作成

終わりに

推計結果を見ていると、資産家ほど資産を増やしている姿が浮かび上がってきて、一時期流行ったトマ・ピケティの「21世紀の資本」が示すとおりの結果となっていますね。

富の集中と格差の問題の良否に関する議論はさておいて、お金持ちになろうと思ったら、やはり「お金に働いてもらう」ことがポイントであることは確かなようです。

今後は1億円以上の資産を保有している人達の実像について調べてみようと思いますので、また報告しますね。

2017.08.21更新:記事を1つ書きました

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