2017年上半期の日本株相場振り返り(1-6月)

2017年上半期(1-6月)の日本株相場を振り返ってみます。

日経平均株価の推移

2017年1月から6月までの日経平均株価の月次推移は以下のようになりました。

 月 始値 高値 安値 終値 前月比(終値)
6月  19,692.16 20,318.11 19,686.32 20,033.43 +382.86
5月 19,154.03 19,998.49 19,144.62 19,650.57 +453.83 
4月 18,988.00 19,289.43 18,244.68 19,196.74 +287.48
3月 19,226.94 19,668.01 18,909.26 18,909.26 -209.73 
2月 18,926.97 19,519.44 18,805.32 19,118.99 +77.65
1月 19,298.68 19,615.40 18,650.33 19,041.34  –

同期間の週足チャートは以下のようになっています。

1-2月は19,000円から19,500円の間をレンジ相場でいったりきたりといった感じです。

そして3月に入ると下落基調になり、4月中旬に上半期の最安値をつけています(4/17に18224.68円)。

その後は反転して5-6月にかけて、上昇基調となりました。6月中旬に上半期の最高値をつけています(6/20に20,318.11円)。

2017年上半期のトピック

上半期の株式相場に影響のあったと思われるトピックを月単位で振り返ってみたいと想います。

総じて、米国(トランプ大統領)、北朝鮮(ミサイル実験)、欧州(フランス大統領選)といった海外要因によって上値を抑えられ、好調な企業業績と日銀による買支えで下押しが限定的といった様相を呈してきたといえるのではないでしょうか。

【1月】トランプ大統領就任

2016年11-12月にかけて、トランプの政策方針(減税・公共投資)への期待から、長期金利・ドル円・株式相場は上昇を続けてきましたが、1月に入ると20日(日本時間21日未明)の大統領就任式を控えて長期金利の上昇も落ち着いたため、株式相場は調整、為替は円高傾向になりました。

加えて日本の株式市場は、トランプ米統領の発言から保護主義に対する懸念が広がったことで弱気になってきました。

【2月】トランプ大統領の言動に振り回される

大統領就任式を無事に通過して米国株は上昇していましたが、暴言を吐いたり、減税に触れたりといったポジティブ・ネガテイブな発言に振り回される形で上下動しました。

特に日本の株式市場はトヨタ自動車が名指しで批判されたり円安誘導をしていると口撃されて下落したり、日米首脳会談の成功をうけて上昇したりと上下動しました。

下旬頃は米国の利上げ期待の高まりから円安が進み、株式相場も上昇しました。

【3月】トランプ政策期待の剥落

3/1の大統領議会演説を無事に通過して米国株は上昇していましたが、中旬以降は政策への期待剥落、オバマ前大統領の盗聴疑惑についてtweetしたりして政治不安が高まったこと、そして、FOMCでの利上げ決定見込みが高まったことから米国株は下落に転じました。

日本は為替が円安に振れましたが、米国株につられて下落し、下旬はFOMCを控えた様子見で株価は低調となりました。

【4月】FOMC資産圧縮・地政学リスク・フランス大統領選挙

FRBがFOMCで利上げを決定しましたが、資産圧縮について触れられたことを嫌気して米国株は軟調になりました。

一方で利上げペースは緩やかになるとの見方から長期金利が低下に転じたため、日本との金利差縮小を背景に円高が進行しました。

また、米国によるシリア、アフガニスタン攻撃、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対して空母を日本海に派遣するなど、地政学リスクが高まりました。

加えて、2017年は「欧州政治の年」とみられてましたが、フランス大統領選を前にしてリスクオフになりました。

上記のようなリスクオフ要因が重なって、日本株は4/17に年初来最安値をつけました。

その後、フランス大統領選挙の1次戦で中道派のマクロンが勝ち、ユーロ離脱リスクが小さくなったこと、トランプ大統領が減税プランを提出した事などで一転してリスクオンになり、株価は上昇しました。

【5月】ロシアゲート疑惑・好調な企業決算

米国の株式市場はロシアゲート疑惑によって下がる局面もありましたが、好調な経済統計や企業決算が好感されて堅調な展開となりました。

日本の株式市場も、好調な企業決算をうけて上昇しました。しかし、2万円を目前にして、円高が重石となって足踏み状態となりました。

【6月】米国利上げ・ダウ史上最高値更新

FOMCでは予想通り利上げが決定されましたが、米国の株式市場は経済への先行きに対する楽観的な見方が強まり、NYダウ、S&P500種指数が揃って史上最高値を記録しました。

日本の株式市場は、米国利上げをうけて円安傾向になりました。また、2018年3月期の予想PERから割安感もありましたが、米国のハイテク企業株が一時急落するなど米国株式市場が過熱状態にあると意識しているからか、こう着感の強い展開となりました。それでも29日には年初来高値を更新しました。


その他・全般ランキング

にほんブログ村 就職バイトブログ ダブルワークへ
にほんブログ村

レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

よろしければシェアお願いします!