2017年12月の日本株相場振り返り

2018年3月の株式相場

2017年12月は23,000円超えを目指す展開が予想されましたが、月初から続落して一時は22,000円割れ寸前になりました。そこから切り返して月中に再度23,000円超えを試みるも上値は重く、その後は22,500円から23,000円の間での膠着状態となりました。

日経平均株価の推移

12月の日経平均は22,916.93円から始まり、4日から3日続落して6日には月間最安値となる22,119.21円をつけました。そこから3日続伸して月間最高値22,994.33円をつけた後は22,500円から23,000円の間を挟んだ小幅な動きの展開となり、29日の大納会は22,764.94円で取引を終えました。

月末の終値は前月終値比で39.98円高(+0.18%)となり、9月から4ヶ月連続の上昇となりました。

始値 高値 安値 終値 前月比(終値)
12月 22,916.93 22,994.33 22,119.21 22,764.94 +39.98

2017年12月の日経平均チャート

為替、ドル建て日経平均の推移

USドルは112.51円で始まり、小幅続落して6日に112.11円の最安値(円高)をつけた後、ドル高傾向に転換して11日には113.56円をつけました。そこから再度下落して15日に112.21円をつけた後に反発し、21日に再び113円台に乗せると、その後は113円台前半で小幅な動きに終始しましたが、下旬にはドル安円高に転じて月末は112.72円で終えました。

2017年12月のドル円チャート

ドル建て日経平均は202.82ドルで始まり6日には日経平均の下落に伴って197.82円と最安値をつけました。その後は株価の回復に伴って上昇し、18日には203.28ドルと最高値をつけました。その後、下降に転じて月末は201.96ドルで終えました。

2017年12月のドル建て日経平均チャート

日経平均PERは月初14.97倍で始まり、株価下落に伴って6日には14.69倍となりました。その後は少しずつ上昇して25日に最高値となる15.18をつけましたが、そこから下降して月末は15.06倍で終えました。

2017年12月の日経平均PERチャート

12月の主なトピック

今月の主なトピックは「エルサレムをイスラエルの首都と正式認定したこと」「12月の利上げ決定。2018年は利上げ3回を予想」「税制改革法案の成立」の3点で、いずれもアメリカ発のニュースとなりました。

為替は112円台前半までドル安円高が進んできましたが、FOMCが今年3回目の利上げ決定と2018年の3回の利上げ姿勢を公表したことに加えて、米税制改革法案の成立見込みから米長期金利が上昇したため、日米金利差拡大を背景にドル買い円売りとなって21日には113円台まで戻しました。その後は、クリスマス休暇もあって膠着状態に入りました。

そして22日には10年間で1.5兆ドルという大型減税法案が成立しました。2018年1月から連邦法人税率が35%から21%へと大幅に引き下げられることになりました。しかし、同案の成立を受けても米国株の反応は薄く、既に株価に織り込まれてしまっており、材料出尽くしといったムードになりました。

12月の市場での売買は停滞気味となりました。出来高が20億株、売買代金が活況の目安となる2兆円を超えたのは8日だけでした。

2018年1月以降の見通し

日本企業の2018年3月期の業績予想は好調ですが、2019年3月期の業績予想に焦点が移っていくものと思われます。為替も安定しているため、業績が悪くなることはないと思われますが、成長が鈍化する可能性はあるかもしれません。

世界経済は米国・欧州・中国ともに揃って堅調です。一方、中東ではイスラエルの首都問題やサウジアラビアの政変、北東アジアではアメリカが北朝鮮を先制攻撃する可能性が高まってきているなど、地政学上のリスクが燻っています。

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