2017年の日本株相場振り返り

日本株2017振り返り

2016年はイギリスのEU離脱決定やトランプ大統領誕生などの予想を大きく裏切る出来事が発生し、2017年もその流れが続く可能性から慎重な見方が少なくありませんでしたが、終わってみれば日経平均株価は年間3650.57円(19.1%)と上昇し、「何十年ぶり」尽くしの年となりました。

そんな2017年の1年間を通した日本株相場を株価の推移と世界の出来事を眺めつつ振り返ってみたいと思います。

日経平均株価の推移

1月の大発会から12月の大納会に至るまでの1年間における日経平均株価は以下のような結果となりました。年間最安値は4月17日に付けた18,244.68円、最高値は11月9日に付けた23,382.15円でした。2016年の終値と比較した2017年の終値は+3,650.57円(+19.1%)の上昇となりました。

 年 始値 高値 安値 終値 前年比(終値)
2017年 19,298.68 23,382.15 18,244.68 22,764.94 +3,650.57

同期間の週足チャートは以下のようになっています。

2017年の日経平均週足チャート

1-2月は19,000円から19,500円の間をレンジ相場でいったりきたりといった感じです。

そして3月に入ると下落基調になり、4月中旬に年間最安値をつけました(4/17に18,224.68円)。その後は反転して5-6月にかけて、上昇基調となり6月中旬に上半期の最高値をつけました(6/20に20,318.11円)。

7-8月下旬にかけては19,900円から20,200円の間のレンジ相場となりました。

9月上旬に底となる19,239.52円をつけた後は、11月上旬に年間最高値をつけるまで大幅に上昇しました(11/9に23,382.15円)。その後は12月末にかけて22,000円から23,000円の間の往来相場となりました。

月次の株価は以下のようになっています。

 月 始値 高値 安値 終値 前月比(終値)
1月 19,298.68 19,615.40 18,650.33 19,041.34 -73.03
2月 18,926.97 19,519.44 18,805.32 19,118.99 +77.65
3月 19,226.94 19,668.01 18,909.26 18,909.26 -209.73 
4月 18,988.00 19,289.43 18,244.68 19,196.74 +287.48
5月 19,154.03 19,998.49 19,144.62 19,650.57 +453.83 
6月 19,692.16 20,318.11 19,686.32 20,033.43 +382.86
7月 20,056.32 20,200.88 19,856.65 19,925.18 -108.25
8月 19,907.08 20,113.73 19,280.02 19,646.24 -278.94.
9月 19,733.57 20,481.27 19,239.52 20,356.28 +710.04
10月 20,400.51 20,022.38 20,363.28 22,011.61 +1655.33
11月 22,144.92 23,382.15 22,004.79 22,724.96 +713.35
12月 22,916.93 22,994.33 22,119.21 22,764.94 +39.98

2017年のトピック

2017年の日本株相場に影響があったと思われるトピックを月単位で振り返ってみたいと想います。

 月 始値
1月  トランプ大統領就任
2月  トランプ大統領の言動に振り回される
3月  トランプ政策期待の剥落(オバマ前大統領への盗聴疑惑)
4月  FOMC資産圧縮・地政学リスク・フランス大統領選挙
5月  ロシアゲート疑惑・好調な企業決算
6月  米国利上げ・ダウ史上最高値更新
7月  トランプ政策期待の剥落(オバマケア廃止失敗)
8月  北朝鮮がICBM発射成功。アメリカとの間で緊張が高まる
9月  北朝鮮による水爆実験・連邦債務上限問題
10月  中国共産党大会
11月  トランプ大統領アジア歴訪・アメリカによる北朝鮮テロ支援国家再指定
12月  エルサレムをイスラエルの首都と正式認定・FOMC利上げ・米国税制改革法案の成立

1-6月の振り返り詳細はこちらをご覧ください。

「2017年上半期の日本株相場振り返り(1-6月)」を読む

【7月】はトランプへの期待剥落(オバマケア廃止失敗)が強まりました。日経平均は月末に向けてジリジリと下落傾向になりましたが、2018年3月期の業績期待と日銀のETF買い支え期待から、19,900円付近では底堅さが伺えました。

【8月】は米南部バージニア州で白人至上主義団体と反対派が衝突して多数の死傷者が出た事件をめぐってトランプ大統領が人種差別主義に対する批判を明言しなかったことでトランプに対する政治的な波紋が広がりました。また、北朝鮮が大陸間弾道弾(ICBM)の発射成功したのを受けて、トランプと金正恩の挑発合戦がエスカレートしていきました。

【9月】は北朝鮮による水爆実験や米国債務上限問題などで完全リスクオフムードから始まり、8日に悲観ムードのクライマックスを迎えましたが、9日の北朝鮮の建国記念日は無事に通過。日本時間9日に米国で12月8日までの連邦債務上限の引き上げと暫定予算を含めた一体法案を賛成多数で可決されました。また11日には国連安全保障理事会(安保理、15カ国)が、北朝鮮が輸入する石油に上限を設けるなどの新たな決議案を全会一致で採択され、米国の譲歩が見られたことで地政学リスクが和らいだことで市場のムードが一変しました。

【10月】は2日から24日までの16連騰となりました。16日連騰は第二次世界大戦後、東京証券取引所開所以来のことで日本史上最長記録となりました。また、22,000円台に乗せたのは21年ぶりのことであり、記録づくめの月になりました。

【11月】に入っても10月の勢いを保ち、9日には一時、年間最高値となる23,382.15円をつけました。午後の一瞬で860円のマイナスとなった後、364円を戻して引けました。上ヒゲが468円、下ヒゲが346円という一日であり、SQでもないのに売買高は3.3兆円、出来高は27億株という大商いとなりました。この日が本年のバイイング・クライマックスとなりました。下旬にはトランプがテロ支援国家再指定を行ったことで北朝鮮が反発して日本海にICBM級のミサイルが発射される等、再度地政学リスクが高まりましたが、その一方で市場の反応も限られるようになってきました。

【12月】はアメリカ発の大きなニュースが3つありましが、市場の反応は薄く、材料出尽くしといったムードになって市場での売買は停滞気味のままで年末を迎えました。

それぞれの月の詳細は以下の1ヶ月毎の振り返り記事をご覧ください。

「2017年12月の日本株相場振り返り」を読む
「2017年11月の日本株相場振り返り」を読む
「2017年10月の日本株相場振り返り」を読む
「2017年9月の日本株相場振り返り」を読む
「2017年8月の日本株相場振り返り」を読む
「2017年7月の日本株相場振り返り」を読む
「2017年上半期の日本株相場振り返り(1-6月)」を読む


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