2018年2月の日本株相場振り返り

東京証券取引所

2018年2月は、1月下旬の6日続落の反動で前日比+387.82円(+1.7%)となる終値23,486.11円で始まりました。しかし、その翌日から再び3日続落となりました。続落3日目の2月6日は1,071.84円(4.7%)の大幅な下落となり、22,000円を割り込みました。

その後、2月14日に終値ベースで月間最安値となる21,154.17円をつけた後、徐々に値を戻して22,068.24で2月の取引を終えました。

日経平均株価の推移

2月の日経平均は1月下旬からの下落傾向が続きました。場中・終値ともに月初の2月1日が月間最高値となりました。その後、こちらも場中・終値ともに2月14日に月間最安値をつけました。終値ベースでは、2月1日から▲2,331.94円(▲9.9%)、1月23日の年初来高値からは▲2,969.98(▲12.3%)の下落となりました。

その後は少しづつ値を戻して、月末の終値は前月終値比で1,036.05円安(▲4.46%)となる22,068.24で取引を終えました。2017年9月から2018年1月までの5ヶ月連続上昇を挟んで、6ヶ月ぶりに月単位での下落となりました

始値 高値 安値 終値 前月比(終値)
2月 23,276.10 23,492.77 20,950.15 22,068.24 ▲1,036.05

日経平均チャート2018年2月

2月の主なトピック

ジェローム・パウエル氏がFRB(米連邦準備制度理事会)議長に就任した2月5日、NYダウは過去最大の下落幅となる暴落を演じました。日本株もこの影響を受けて大幅に下落することになりました。

暴落の要因は色々と語られていますが、VIX指数の暴騰を原因とする説が有力とみられています。2日の米雇用統計の強い結果によって、これまで上昇を続けてきた米国長期金利(10年債)が2.8%台をつけました。これを契機に、平時は10~20ぐらいの間を推移しているXIX指数が6日に50台まで急上昇しました。

低ボラティリティの方向にベットするETN(上場投資証券)への投資残高が膨らんでいました。VIX指数の上昇を契機にポジションの巻き戻しが連鎖反応を起こしました。また、「リスクパリティ戦略」で運用されている株式を中心としたリスク資産が一気に売られて相場のパニックが増幅されたという訳です。

2月の日本株相場は米国発の株価下落に翻弄された月であったと言っても過言ではないでしょう。一方でドル円は2月末現在で107円台前半と円高傾向が続いているため、震源地の米国と比べても日経平均株価の戻りは弱くなっています。

総じて海外機関投資家が売り越し、国内個人投資家が買い越しといった状況になっています。

3月以降の見通し

この度の米国発の株価下落によって、総楽観派が勢いを失い、当面はレンジ相場になるのではないかという予測をする人が増えたように思います。

しかし、「長期上昇相場を長持ちさせるための調整の機会となった。2019年3月期の企業業績次第ではあるが、2019年後半に向けて再び株価は上昇する」と見ている強気派が大勢を占めているようです。

個人的には大事をとって全株を売却していたために今回の下落の傷は負わずに済みました。また、2月14日から少しづつ買って幸運にも多少の利益を手にすることもできました。今後に関しては、中期的には上昇傾向と見ていますが、上昇しても短期的な調整局面は度々起こりそうな気がするので、保有高を膨らませすぎることのないように相場と付き合って行こうと考えています。

「2018年1月の日本株相場振り返り」を読む
「2017年の日本株相場振り返り」を読む


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