いま話題の『人生100年時代』が国の「構想会議」になりました

平成29年9月11日(月)、安部首相も出席して「人生100年時代構想会議」の第1回目が開催されました。

第1回「人生100年時代構想会議」が開催

当ブログでも、リンダ・ラットン氏の「ライフ・シフト」を読み、『人生100年時代に老後破産をしないための働き方とは?』といった記事を書きましたが、そのリンダ・ラットン氏を有識者に招いて開かれています。

『人生100年時代に老後破産をしないための働き方とは?』はこちら

人生100年時代に老後破産を避けるための働き方とは?
人生100年時代に老後破産を避けるための働き方とは?
皆さんはご自身の寿命を何歳と考えていますか?「あなたの寿命は100歳です。」と言われたらまず何を思い浮かべますか? - ...

『日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えており、人々がどのように活力をもって時代を生き抜いていくか、そのための経済・社会 システムはどうあるべきなのか。それこそが、「人づくり革命」の根底にある大きなテーマである』として、政府が今後4年間に実行していく政策のグランドデザインを検討することが当会議の目的です。

具体的なテーマ

具体的なテーマは、以下の4点としています。

①全ての人に開かれた教育機会の確保、負担軽減、無償化、そして、何歳になっても学び直しができるリカレント教育
②これらの課題に対応した高等教育改革※ ※大学にしても、これまでの若い学生を対象にした一般教養の提供では、社会のニーズに応えられないのではないか。
③新卒一括採用だけでない企業の人材採用の多元化※そして多様な形の高齢者雇用 ※これが有能な人材確保のカギであり、企業にしてもこれまでの新卒一括採用だけではやっていけない。
④これまでの若年者・学生、成人・勤労者、退職した高齢者という3つのステージを前提に、高齢者向け給付が中心となっている社会保障制度を全世代型社会保障へ改革していく。

テーマは絞り込んだ方が良い

日本は先進国の中ではGDP対比で教育に関する国家支出の比率が低位であることを指摘され続けています。一握りの傑出した個人の才能が国の将来すら左右しかねない時代においては、教育の機会を平等化してあまねく教育の機会を得られるようにするのは国家戦略上も合理的な狙いだと思います。

また、学び直しの促進に関しても必要だと思いますし、3つめの新卒一括採用に関しては、当ブログでも度々批判してきました。

3つめまでは教育がテーマですが、4つめは「社会保障に関するテーマ」なので課題の質と大きさが他の3つとは決定的に異なっています。大切なテーマではありますが、半年で話し合うのであれば3つに絞った方が良いと思います。

82歳のSwiftエンジニアおばあちゃん

少し余談になります(それでも今回のニュースで私が一番驚いたことです)が、参加有識者の一覧を見ていたら、「若宮正子(82)ゲームアプリ開発者」という、クエスチョン・マーク(?)が2個ほど方が生じる方がいらっしゃいました。
「誰?(聞いたことがない!)」「年齢か肩書き(ゲームアプリ開発者)のどちらか誤植?」と感じ、思わずお名前をgoogleで検索してしまいました。

そうしたところ、年齢と肩書はいづれも間違っておらず、2017年に入ってからアップルのアプリ開発向け言語Swiftを学びはじめ、「hinadan」というパズルゲームを開発した方とのことで、同年6月にはWWDCのスカラシップとしてサンノゼに招かれ、アップルCEO。のティム・クック氏とも挨拶を交わしたとのことでした。

この度の構想会議では、いくつになっても学び直せる「リカレント教育」というものがテーマに挙げられているので、その象徴として呼ばれたのだと思いますが、凄いおばあちゃんがいらっしゃるものだと驚いてしまいました。

終わりに

「働き方改革」でも議論の中身は共感のできる内容が盛り込まれており、意義深いと思っているのですが、今後は具体的にどのように法律が変わり、企業(雇用主)が変わっていくのかのフェーズに入っていくのだと思います。

それと同様に、今回の「人生100年時代構想会議」においても、テーマは良くても具体的にどうしていくのか?が大事だと思いますので、その点を今後も注意深く追いかけていきたいと思います。


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