ゲームをしてお金を稼げる、そんなゲーム好きにはたまらないような、おいしい仕事が本当にあるのでしょうか?
答えは「あります」。
しかし、虫の良い話ばかりではなく、副業として本業の合間のような感覚で取り組むのは難しい仕事かもしれません。
詳しくは本文を読んでみてください。
デバッガーとは?
デバッガー(debugger)とは、”コンピュータで、プログラムのバグを取り除く(デバッグする)作業をする人やそのためのプログラム”のことを意味しています。
ゲームデバッガーは、文字通り、ゲームのプログラムのバグ(不具合)を取り除くための仕事です。
ただゲームをして遊ぶというだけの仕事ではありません。
バグを発見したら、どんな場面で発生するのか、どのくらいの頻度で発生するのかなどを細かく報告し、その報告に基づいてゲームプログラマーがゲームを修正します。
デバッガーはどんな人に向いてる?
自由にプレイできるゲームもありますが、決められた部分だけを何度もチェックしなければいけないこともあります。
同じ操作を何度も繰り返したり、あらゆる使われ方、ゲームの進め方を想定してバグを発見しなければいけません。
決して、好きなだけゲームできる楽しい仕事というわけではないのです。
疲労感とストレスを感じる仕事なので、楽な仕事だろうと思って始めたものの、途中でやめてしまうというケースは少なくありません。
開発途中のゲームなので、プレイを楽しむというよりは、ただひたすら単純作業をこなすといった感じですから、接客業や人と話す仕事は苦手だという人には向いているでしょう。
デバッガーを副業として行うのは可能か?
会社によって違いますが、勤務期間は短期のケースが多いようです。
ですが、会社によっては長期間雇用で、研修制度がある場合もあります。
求人サイトやデバッグ会社のサイトで求人を見つけることができます。
まずはデバッグ会社に登録し、招集がかかる人はデバッグに参加できるという仕組みになっています。
ですから、登録しても常時必ず仕事がもらえるというわけではありません。
仕事は基本的には三交代制で24時間作業ですので、副業として取り組むことは可能です。本業が終わってから勤務できというメリットがあります。
ですが、夜勤になると精神的にも体力的にもきつい仕事になるので、すぐに臨時収入が必要になったときに短期で副業する、といった期間限定的な働き方の方が良いかもしれません。
長期間、本業との掛け持ちで勤務するのは、かなりきついと思われます。
まとめ|ゲームをしてお金を稼げる仕事「デバッガー」で副業するには
ゲーム好きで、かつ単純作業が好きな人は「デバッガー」の仕事をすることでゲームでお金を稼ぐことができます。
ゲーム好きにとって一番羨ましいのは、プロゲーマーになることでしょう。男子中学生の「なりたい職業ランキング」の2位になるなど、高い人気を博しています。
eスポーツは成長著しい市場となっており、2021年の市場規模は1800億円、 2022年には3000億円を超えると予測されています。日本でも注目度は高く、2019年の市場規模は61.2億円となっています。
しかし、残念ながらプロゲーマーになれるのは、プロの野球選手やサッカー選手になるのと同じくらい難易度は高いので、よほど才能がある人ではない限り難しいでしょう。