賞状書士(筆耕)という仕事を知っていますか?字を書くのに自信がある人にオススメしたい副業です。
どの年代の人でもできる仕事なので、子育て中の方や、仕事が忙しいけれど仕事もしたいという方にオススメな副業です。
筆耕(賞状書士)は人気の在宅副業
筆耕(賞状書士)とは、賞状・感謝状・席札・あて名書き・祝辞・贈答品に添える熨斗紙などを手書きで書く仕事です。
毛筆などの書道の道具があれば、在宅でできる仕事なので、帰宅後や仕事の休みに行うことができます。家事や育児をしながらでも行えるので主婦にも人気の仕事です。
結婚式の席札や招待状など、パソコンが普及した現代でも、温かみのある手書きのほうが良いと考える人は案外多いため、仕事に困ることはありません。
価格の相場は?どれくらい稼げるの?
賞状の報酬の相場としては、本文が印刷されている賞状に名前を書き込むだけで1文字30円程度で、1枚分で約150〜300円です。
賞状の文面全部を書き込むならば、1文字30円が相場で1枚が約5,000円ほどになります。
また、結婚式の招待状は1枚につき50円から80円です。
筆耕(賞状書士)になるには
筆耕(賞状書士)になるには、特別な資格はいりません。未経験でも行える仕事です。
ですが、仕事を頼むときには、依頼する側としてはやはりプロに頼みたいと思うのが普通です。
そのため、現在、活躍している賞状書士の多くは、講座や検定試験を受けています。
日本通信教育振興協会と日本筆耕技能協会の2つの団体があります。通信教育を受けるもしくは、講座を受講した後、試験に合格すると賞状書士の資格を得られます。
スクールに通学することもできますが、忙しい方には通信講座がオススメです。1年未満で資格が取得できるでしょう。
2級以上の資格があればこの種の仕事に従事しやすくなります。資格試験は基本的に毎月あり、1度不合格となっても再び受験できるので気軽に挑戦しましょう。
筆耕の仕事の探し方
ハローワークや求人情報誌で賞状書士の仕事を募集していることはほとんどありません。
その点、賞状書士の資格を取る講座を受講すれば、就業の手引きなどのサポートを受けることができるでしょう。
在宅以外で探すなら、お歳暮やお中元の時期に百貨店でアルバイトすることもできます。
ですが、副業として考えた時、本業の妨げになるので、あまり現実的ではないかもしれません。
在宅にこだわるなら、ランサーズなどのSOHOサイトに登録し、筆耕の仕事を探してみるのも一つの方法です。なかには継続依頼案件もあるので探してみましょう。
また、数は多くありませんが、筆耕会社で募集していることもあります。ネットで「筆耕・求人・募集」などの言葉で検索してみましょう。