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スポットコンサルで副業 お薦めのスポットコンサルサービス会社7選

スポットコンサルで副業

自分の専門知識・スキル・経験を活かしてコンサルタントとして副業したいと考える人が増えています。そんな人にオススメなのが、1回限り、月1回、特定期間のみといったように、短い時間でコンサルティングサービスを提供する「スポットコンサル」での副業です。

コンサルティングそのものの知識や経験はあまり必要ではなく、自分の持っているスキルや経験を有効活用して様々な案件に関与できるのが魅力です。ここでは、スポットコンサルが副業に向いている理由や、求められる知見、スポットコンサルの案件を仲介してくれるお薦めのスポットコンサル案件マッチングサービス会社を厳選して紹介します。

コンサルタントとして独立するために積極的に副業したい人は「フリーコンサルタント向け案件マッチングサービスまとめ【2023年版】」をご覧ください。

スポットコンサルが副業に向いている理由

スポットコンサルは、稼働時間が限られた案件が中心となっているため、隙間時間を副業に当てやすく、時間の調整がしやすいというメリットがあります。また、一般的な副業と比べて時間単価も高い傾向にあるということもメリットとして挙げられます。

フリーコンサルタントのようにコンサルを本業としている人は期間の長い仕事を好みます。そのため、プロのコンサルタントと競合するということはあまりありません。 スポットコンサルタントは色々な案件に関われるため、多様な案件に関わることでビジネススキルや実績を蓄積していきたいという人にとって、おすすめの副業と言えるでしょう。

スポットコンサルで求められる知見

スポットコンサルは、クライアント企業の依頼内容と登録者のスキル・経験データをもとに、仲介サービス会社がマッチングする仕組みになっています。

そのため、自分の専門知識・スキル・経験にマッチした案件が依頼されます。しかし、自分の保有している専門知識・スキル・経験にニーズがなければ仕事の依頼が発生しないという問題もあります。そのため、どのような知見が求められているか見てみましょう。

スポットコンサル大手のビザスクが、2020年にマッチングした3万件以上の案件をもとに抽出・分析した「人気のビジネス知見ランキングTOP10」のうち、上位5つは以下のようになっています。

  1. マーケティング
  2. IT
  3. 営業
  4. EC
  5. 医療

「マーケティング」や「営業」などの、”売れるようにするため”の相談や、デジタル対応のための「IT」や「マーケティング」といった職種が上位となっています。

業務領域としては、同じくデジタルを活用して販売する「EC」が入っています。業種としてはコロナ禍で切迫した医療業界が「医療」が入っています。

2018年のランキングでは、100年に一度と言われるモビリティ革命が進行中の「自動車/自動運転/モビリティ」が1位であったことからも、変化の大きい業界でニーズが大きくなる傾向にあるようです。

また、2019年と2020年を比較して、増えた知見とては、リモートとDX(デジタルトランスフォーメーション)が上位となっています。コロナ禍によるテレワークの普及と、企業のDX化に対する需要の高まりを受けた内容となっています。

スポットコンサルの副業案件を探せる厳選マッチングサービス

副業でスポットコンサル案件を探したい場合は、専門のマッチングサービス(エキスパート・ネットワーク・サービスとも呼ばれます)を利用するのが近道です。

ここではスポットコンサルの副業案件を探す際に役立つおすすめのマッチングサービスを紹介します。

ビザスク

ビザスク▼運営サイト: ビザスク

「ビザスク」は1時間の専門家インタビューを中心としたスポットコンサルサービスの草分け的な存在で、2021年11月時点でアドバイザー数が国内12万人・海外29万人、マッチング実績は10万件となっています。

また、1時間単位のインタビューだけでなく、新規事業開発のアイデア創出から事業プラン化までをサポートするようなプロジェクト型のコンサルティングのマッチングサポートも行っています。

QEEE(キウイ)

QEEE▼運営サイト: QEEE(キウイ)

企業が抱える、市場調査・新規事業・業務改善などの課題を、業界に精通した専門知識を持つ「アドバイザー」とマッチングする形で、1時間からのスポットコンサルサービスです。

フリーコンサルタントのためのプロジェクト・案件の紹介サービス「ハイパフォコンサル」や、コンサルタント人材専門の転職支援サービスも展開しているintloop社が提供しています。

コンパスシェア

コンパスシェア▼運営サイト: コンパスシェア

コンサルタントの転職エージェントのアクシスコンサルティングが運営するスポットコンサルティングのマッチングサイトです。

登録者は現役のコンサルタントや、コンサルティング業務経験後に事業会社で活躍している人材となっており、時間は1時間から、依頼内容は、経営・事業相談や資料作成、ビジネススキル研修など多岐に渡ります。

コンパスシェアのサービスプラットフォームから企業とコンサルタントがマッチングされ、Web会議ツールでミーティングを行う流れとなっており、Web上で全て対応可能なサービスとなっています。

NEWS PICKS EXPERT

NEWS PICKS EXPERT▼運営サイト: NEWS PICKS EXPERT

ソーシャル経済情報メディア「NewsPicks」を運営するユーザベースのグループ会社である株式会社ミーミルが運営しています。

クライアント企業からの案件相談に対し、エキスパート・ネットワークに登録した人の中からミーミルがを探して仕事を打診する、という流れになっています。

最先端のビジネス事例や注目トレンドについてコメントをする(報酬数千円)といった簡単な案件から、業界動向や未来予想について1時間のインタビューに応じる(報酬2~5万円)、大型カンファレンスや勉強会で登壇したり専門分野の取材や寄稿を行う(報酬5~50万円)、戦略策定や事業の立ち上げプロジェクトにに外部アドバイザーとして参画する(月額30~100万円以上)といった案件まで多様な案件があります。

MentorMe

MentorMe▼運営サイト: MentoreMe

ソーシャルグッドな事業と、経験豊富なメンター(アドバイザー)をマッチングするサービスです。

登録メンターの60%は責任ある役職で経営に携わってきたプロ人材となっています。(起業家、代表取締役、取締役、部長など)

案件は業務委託(週1日〜)・メンター/アドバイザー(1時間〜)・顧問/社外取締役など。報酬は案件により異なります(案件例:アドバイザーの場合、時給1〜2万円など)。募集経験分野は経営企画・事業戦略、営業戦略・アライアンス、デジタルマーケティング、戦略コンサルタント、ビジネスコーチなど。応募条件は、対象分野にて3年以上の経験を持つ、対象分野にて、組織で上位3%の実績を残した、対象分野の専門的な資格を持つ、のいずれかを満たすこととなっています。

GLG

▼運営サイト: GLG

意思決定者が結果を出すために必要なインサイトを提供している世界最大のインサイト・ネットワークです。

ビジネスリーダーが十分な情報を得た上で意思決定を行う必要がある時に、世界最大かつ最も多様な、実体験に基づく専門知識を持つ約100万人の有識者のネットワークを通じて、価値あるつながりを提供しています。

MENTA

▼運営サイト: MENTA

MENTAは「教えたい人」と「学びたい人」をオンラインでマッチングするサービスです。

自分が学びたい分野のメンターを見つけて教えてもらったりできるスキルプラットフォームです。 現在約40,000人が利用しており、メンターは3,000名登録しています。

まとめ|スポットコンサルで副業 お薦めのスポットコンサルサービス会社7選

スポットコンサルは、個人の知見と企業のビジネス課題をマッチングし、1時間からの対面/電話/Web会議によるビジネス課題の相談ができる仕組みです。

コンサルタントとしての経験がなくても、相談の対象領域における知識や経験があれば、短時間で高い報酬が得られる可能性があるのが魅力です。

しかし、マッチングサービスに登録している人の数も多いため、登録はしたけれども仕事の依頼が全然こないといったこともあり得ます。

将来的にコンサルタントとして独立するために積極的に副業したい、といった人は「フリーコンサルタント向け案件マッチングサービスまとめ【2023年版】」をチェックしてみましょう。

コンサルファームやIT領域での2-3年の経験が必要とされるケースも多くなりますが、こうした案件マッチング会社は、転職サービスも提供している場合が多いので、気軽に相談してみると良いでしょう。

また、コンサルという言葉にこだわらずに、専門家(エキスパート)として自分の専門知識やスキルを活かして副業したいという人はこちらの「副業マッチングプラットフォームまとめ(プロフェッショナル系)」もオススメです。