ビジネスホテルや旅館などに宿泊した際、翌朝の起床時間を伝えておくと電話で起こしてくれるサービスがありますよね。
朝が弱い方や絶対に寝坊出来ない予定がある時にとても便利です。
今回は、そんなモーニングコールを代行するという副業について紹介します。
モーニングコール代行とは?
宿泊施設では無料で行ってくれるサービスですが、実はそうしたサービスを仕事として提供して収入を得ている方たちがいます。
そうした仕事のことをモーニングコール代行といいます。
女性を中心とした仕事で、主に20~25歳の方たちが活躍しています。初めて聞く方もいるかと思うので、具体的にどんなことをするのかチェックしておきましょう。
モーニングコール代行の仕事の流れ
仕事の流れとしては、指名が入ると前日までにモーニングコールするお客様の名前と電話番号を知らせるメールが届き、あとは翌朝になったら電話するだけです。
利用するお客様は1人暮らしの男性が大半なので、起こした後に「今日は午後から雨が降るので傘を忘れずに…」「今日も一日頑張っていきましょう」などと一声かけると喜ばれるようです。
モーニングコール代行は、会社の電話を使うか、「184」の非通知コールで電話するので相手側に番号を知られることはありません。
またお客さま自身も会員登録をする際に本人確認を行っているので、トラブルに巻き込まれる可能性を抑えられるようになっています(※自己判断でお願いします)。
携帯電話をモーニングコールのサービス会社から貸与されるか、個人所有の携帯電話や自宅電話を使います。最近では、LINEやSkypeなどといった無料通話アプリを利用するケースも増えてきているようです。
モーニングコールは人気があり応募人数が多いので、募集してもすぐに締め切られてしまう人気の副業です。サービス会社のサイトやネットでのアルバイト検索などを常にチェックして、募集が告知されたらすぐに応募するようにしましょう。
仕事の始め方
まず初めにお仕事をするにあたって、モーニングコール会社に登録する必要があります。ネットで「モーニングコール募集」と探せばだいたい見つかりますが、アルバイトの情報サイトに掲載されていることもあります。
モーニングコール会社にもよりますが、履歴書や電話面接を受け、スタッフに採用されたのちに仕事開始となります。
ただ、履歴書不要のところや面接自体ないところもあるので、自分なりに探してみると良いでしょう。
気になる報酬は?
相手が電話を受け取ると報酬として1件につき100円程度が支払われます。
モーニングコールのお仕事は1人で5人から10人程度を担当しますが、ベテランで数を多くこなせる方は20人以上を担当することもあるそうなので100円×20人で1日2000円。
20日稼働とすると1ヶ月で40,000円程度となり、1日1時間程度電話をかけるだけにしてはとても割りの良い副業になります。
まとめ
モーニングコール代行は、年齢制限を設けていることが結構ありますので、20〜30代の女性が主な対象の副業です(男性でもokの会社もあります)。
また利用する人が多い朝の5時から7時に時間を取れる方が有利になるので、出勤時間が遅めの方や学生さんに向いているかもしれませんね。
似ている副業としては、「電話アンケート代行」「愚痴聞き代行」といったものがあります。