テープ起こしとは?
テープ起こしとは、ICレコーダーなどに録音した音声データをパソコンに取り組んだり、映像を見たりしながらそれを文字に起こしていく仕事です。
インタビューや対談、講演会や会議、株主総会、行政の審議会などいろいろな内容のものがあります。通常はパソコンで文字を入力しますので、言葉を正確に聞き取る力と同時にタイピングのスキルも必要です。
自分で文章を考える記事作成や、アンケートの集計や住所記録などを表にまとめるデータ入力とは違って、耳を使いながら文章を書き上げるので、初めての方にとってはなかなか難しいかもしれません。
どんな人に向いている?初心者でも可能?
では、テープ起こしの仕事はどんな人に向いているのでしょうか?
タイピングが得意な方、パソコンと向き合うことに苦痛を感じない方、文章を構成するのが好きな方なら着実にテープ起こしで収入を得ることができるでしょう。
また、音声データの中には医学や政治、金融など専門用語を使いながら会話している場合もあります。
聞き慣れない言葉を漢字に直すために辞書をひいたり、ネットで調べることもあるでしょう。そんな作業も難なくこなせる方は、よりテープ起こしに向いている人材です。
一見、テープ起こしは副業初心者もできる仕事のように思えますが、実際は未経験者不可としている業者や慣れるまでは低収入としている業者も少なくありません。
中には、教材の購入を求め、ある程度経験を積んでからでないと収入が得られない場合もあります。
初めてテープ起こしをする際は、案件内容をしっかりと確認してから応募するようにしましょう。
テープ起こしの相場は?中には高収入案件も!
気になる収入の相場も確認しておきましょう。
1時間分の録音テープで5,000円~6,000円が相場です。
文章に起こすとなると3~5時間は掛かるでしょう。これは経験とスキルによって個人差が大きくなります。
また専門用語を含んでいたり、英会話を和訳しながらのテープ起こしとなると更に時間は掛かるかもしれません。ただし、難易度が高くなればなるほど報酬も高くなるので、逆に割が良くなる場合もあります。
副業での在宅ワークは出来高が基本なので最初はそれほど稼げません。最初は途切れなく仕事にありつけるとは限りません。長く続けることで安定して仕事を発注してもらえるようになります。
どの案件を引き受けるかは自分のスキルにもよりますが、1時間分の録音テープの報酬が1万円を超えるものもあるので、高収入案件をたくさんこなせば相当な額も期待できるでしょう。
また、データ入力は特別な専門知識や資格、専門ソフト、ハードがなくてもできる仕事です。比較的、単純な作業が多いので在宅ワーク自体初めての方にとってもうってつけと言えるでしょう。在宅、かつ初心者向きのデータ入力での副業についての記事もオススメです。