在宅でできる副業の1つに「ウェブライター」があります。
ウェブライターとは、依頼主からさまざまなテーマに関する記事作成の依頼を受け、文章に起こして納品するというものです。簡単に言えば、物書きをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。
ウェブライターは作家を目指したことがある方や、本好きな方にとっては理想の職業かもしれません。
ウェブライターで稼ぐために必要なもの
ウェブライターになるためには特別な資格や学歴、職歴などは一切必要ありません。強いて言うなら、日本語で読みやすい文章を作成できるか、というスキルは求められます。
スキル以外に必要なものとしてはパソコン、Word、そしてインターネットができる環境が整っていれば十分です。
パソコンを持っていない方にとっては大きな出費になりますが、既に全て揃っているという方は少なくないでしょう。
逆にいえば、パソコンとWord、そしてネット環境さえ整っていれば自宅で在宅ワークが可能なので、数万円の出費を投資するメリットは十分にあります。
ウェブライターとして仕事を始める方法
まずは場数をこなして早く慣れてゆくことが大事です。ランサーズ、クラウドワークス、ブログルポ、モッピーワークス、けん玉クラウドなどのサイトに登録して、企業から依頼された仕事を登録サイトがライターへ発信。
その仕事をライターが承諾すると、仕事が成立して納品後に報酬を得ることができます。
複数のサイトに登録して、より多くの案件オファーが来る可能性を高めていきましょう。
ウェブライターの報酬の相場は?
ウェブライターで稼げる収入は月3~10万円が一般的です。
報酬は1文字単価で決められていることが多く、だいたい1文字あたり0.2~0.5円ほどが相場となっています。
例えば1文字単価0.2円で600文字の文章を作成した場合、0.2円×600文字で120円の報酬になります。600文字の文章を作成するのに掛かる時間を20分程度と考えると、時給は360円ということになります。
普通のアルバイトよりも安い時給になりますが、早い人は10分で書き終わるので時給は720円と地方のアルバイトと同じくらいの報酬を得ることができます。
さらにウェブライターは自宅でできるので通勤時間も省け、空いた時間を活用できることを考えたら、かなり割の良い仕事に思えます。
依頼されるテーマは多種多様で美容関係やダイエット、節約、脱毛、証券会社、投資、ネットバンク、ギャンブルなどさまざまです。
自分の知識を生かしたり、逆に調べていく内に知識を得ることもあるのでやりがいを感じられるでしょう。
サンプルやサービスを試して感想を書くという仕事も
Webライティングの仕事の中には、商品のサンプルやサービスを試して、その感想を書くという案件もあります。サンプルはたいてい無料か、とても安い価格で入手できます。
新商品が人よりも早く無料か格安で手に入って、その上、報酬までもらえます。新しもの好きな人にはピッタリですし、ただ文章を書く仕事よりもとっつきやすいかもしれませんね。
こうした、モニターで稼ぐことができるサイトとしては、「モラタメ.net」とうものがあります。
いづれはAIに取って替わられる日が来る!?
「WIRED」の記事によると、米AP通信社は人工知能を搭載したソフトを使って、記事を自動生成する計画を進めているそうです。人工知能による記事作成はいまやアメリカでは一般的になりつつあります。
数十年後にはウェブライターという仕事は完全に消えてなくなっているかもしれませんが、それでも当面は十分に仕事になるでしょう。