絵が得意、絵を描くのが好きな人にはさし絵ライターがおすすめです。さし絵ライターとは、本や雑誌、チラシにワンポイントで使われるイラストを描く人の事です。
また、小説や絵本の挿絵を描くこともあります。目立つものではないけど、イラストがあるだけで読みやすかったり、内容が分かりやすかったりします。
挿絵ライターのお仕事は未経験者でも可能か?
この仕事のメリットは、画家や漫画家に求められるほどの高いクオリティーが求められるわけではありませんので、その道のプロでないとしても自分の描いた絵で収入を得ることができます。漫画よりも手軽に書けるので、子育て中のママや副業にもピッタリです。
出版や広告業界でもさし絵の需要は高まっているので、成功するチャンスは誰にでもあると言ってもいいでしょう。 また自分が書いたイラストが雑誌やチラシに載っているのを見るたびに、やりがいも感じられます。
さし絵ライターになるには?
さし絵ライターになるには、高い授業料を支払って専門学校に通わなくても、通信講座を利用することで十分ステップアップできます。
講座のレベルはピンからキリまであります。
キャリアの箔をつけるために資格を得たいという人には「挿絵ライター認定試験」が年4回あります。合格したら日本職能開発振興会という在宅ワークの大手人材会社に登録する事ができます。
一方で、挿絵ライターとして活躍するためには、資格や学歴などよりも、どちらかといえば個性的でセンスあるイラストを書く才能が求められます。
また才能があったとしても依頼主の目に留まらなければ意味がないので、最初のうちから収入を得るのは難しいと思っていた方が良いでしょう。
報酬を得るためにも実績が大事!
一方で、即戦力のさし絵ライターは常に求められている人材でもあります。そのため、一度気に入られればその依頼主がリピーターとなってくれる可能性は十分にあります。
報酬に関しては5~10センチ四方のカット1点で3,000円~5,000円なので、軌道に乗れば安定した収入を得ることができます。
収入を得られるようになるためには、高品質な実績を積み上げることです。
どこの出版社や企業も、さし絵ライターとしての実績や経歴もない人と仕事をしたいとは考えません。
だからこそ、まずは地元のフリーペーパーやミニコミ誌を編集しているところに掛けあい、無料で自分が書いたイラストを使ってもらえないか交渉します。そして次第に値段交渉をして、実績を上げていくのです。
実績があれば、企業にも掛け合いやすくなるでしょう。
仲介している会社の探し方
仕事を受ける依頼主と出会うためにも、まずは仕事を提供している仲介会社に登録しなければ話は進みません。
さし絵作成の案件が多いところでは、ランサーズやココナラ、クラウドワークスなどのスキルシェアサイトがあります。そうした仕事の仲介サービスを上手く活用して、依頼先を探してみましょう。