政府は成人の日を迎えた若者に現金を支給するべき理由

少し突飛なタイトルだが、「LIFE SHIFT(リンダ・ラットン著)」で指摘されている”人生100年時代における老後資金の問題”はとても重要かつ深刻だ。そこで遺産相続に関するアイデアを述べてみる。

相続は期待できなくなる

寿命が伸びるほど、高齢になって年収が下がった状態で働くことになる期間と引退後の期間が長くなり、貯蓄を使い果たすことになるため、よほどの資産家でない限りはそれほど多くの遺産を残すことはできなくなる可能性が高い。たとえ遺産があったとしても、相続のタイミングは親が100歳で亡くなる時、相続する子供は70歳というような状態になるだろう。



親が亡くなった後の2000万円よりも若い時の300万円の方が価値がある

資産運用で成功するためのポイントは”時間と複利の力を味方につけること”だが、若者は運用するお金を持っていないことが多いので、そもそも資産運用に興味を抱きにくい。また、一定規模の元手を作るのにも時間がかかってしまう。
そこで、死後の相続はあきらめて代わりに子供が20歳の時に資産運用のための基金を設けてはどうだろうか(使徒限定であることが大事。消費してしまっては意味がなくなってしまうので)。
若者は運用を通じて投資リテラシーを高めつつ、時間を味方につけて資産を構築することができる。仮に20歳で300万円の基金を設けて、その後は税引後年利4%(年単位での複利)で50年間運用したら70歳の時には2000万円を超えることになる。
複利の力を理解した若者が、自分でも積立て資金を追加していくことで、もっと多くの老後資金を蓄えることができるだろう。

成人の日に国が100万円でもいいから配って欲しい

上述したように、若い時に得るお金は価値が高いが、そもそも親がその時に子供に譲るだけの資金を持っていない可能性も十分にありうる。貧乏な家はこのような戦略を選択することすらできない。格差が世代を超えて固定化されてしまう所以である。
私は金持ちの家に生まれなかったので世間一般のことを憂いている余裕など無いのだが、こうした”機会の不平等”によって貧富の差が広がったり固定化されることは問題だと感じているので、勝手に政策提言をさせて頂きたい。
政府は相続税の税率を上げて、その増収分を原資にして、成人の日を迎えた若者に現金を支給したら良いと思う(使徒限定)。
直接的に消費が増えるような政策ではないが、老後資金の不安を和らげることで、まわりまわって経済にも良い効果が現れるかもしれないと思うのだが如何だろうか?

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