山や森には拾って稼ぐことができるもので溢れてます。田舎に住んでいる人なら、ちょっとした工夫とセンスでそうした自然の恵みをお金に変えることができるチャンスがあります。
都会のど真ん中に住んでいる人は、公園や街路樹を注意して観察していると案外チャンスがあるかもしれません。
自然のもの(流木・苔・石)を拾って売る方法については以前の記事に書きましたので、今回は「木の実」を販売して稼ぐ方法について書いてみたいと思います。
どんな木の実が売れるの?
お金を払って木の実を買う人なんているの?って一瞬思ってしまうかもしれませんが、インターネットで検索してみると、ドライフラワーの扱いで販売しているサイトがありますし、「メルカリ」などのフリマアプリをみると個人間でも売買が成立していることが分かります。
人気がある木の実は、どんぐり・松ぼっくり・ふうの実・メタセコイア・シダーローズ・クルミの殻といったもので、山歩きをすれば、そこかしこに落ちているのを見つけることができるものです。
どんぐりや松ぼっくりなどの木の実はハンドメイドの飾り用に人気があります。また、ナチュラルなカントリータイプのクリスマスを演出するのに必要不可欠な素材でもあります。自然素材のナチュラルの木の実は正月等の和風を演出するのにも向いています。
木の実の採取時期や保管方法
種類によってそれぞれ採取できる時期が異なりますので、採集に出かける時期を決めるための参考にしてください。
- 松ぼっくり: 一年中
- ふうの実: 2月~3月
- どんぐり: 10月~11月
- メタセコイア: 11月~12月
- シダーローズ: 12月~2月
木の実には虫が卵を産みつけていたり、カビが生えてしまったりすることがあるので、長期保管するには以下のような処理が必要になります。
- 水につけてみて浮いてきたものは虫食いの可能性があるので除きましょう。
- 鍋にお湯を沸かして木の実入れ、5分程度ゆでます。
- 煮沸が終わったら水気を切り、しっかりと乾燥させます。
- 長く保存したい場合は1カ月程度、風通しのよい日陰に置いて乾燥させます。
木の実をどうやって販売するの?
基本的に「ヤフオク!」や「メルカリ」などのフリマサイトやアプリで売ることになります。田舎に住んでいて豊富な種類と量の木の実が取れるなら、専門の通販ショップを作ってEコマース販売することも可能でしょう。
そのまま出品しても良いのですが、流木と同じように木の実も出品前に綺麗に洗浄した方が良いでしょう。また、いくら拾ったものだからと言っても、単なる部品のような扱いではなく、センス良く撮影して魅力的に見せる努力が欠かせないことは言うまでもありません。
綺麗に色を塗ってカラフルな色の組み合わせで魅力をアップさせたり、落ち葉との組み合わせ提案をしてみたり、器用な人なら自分でアレンジしてハンドメイド作品として出品してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
如何でしたでしょうか?山や森には拾って稼ぐことができるものが溢れてます。人の営みの原点に近づいているような気がしますね。
自然の恵みで元手をかけずにお金を稼ぐ方法について、他にもいくつか書いてますので是非参考にしてください。